4 赤ちゃんの睡眠データを分析して作戦を立てて地道に実行しましょう!

2.寝つきを良くする

睡眠データがある程度たまったら、眺めて全体感を把握し、作戦を立て、地道に改善策を実行しましょう。

まずは全体感を把握
育児アプリの「集計」「まとめ」などのボタンを押して、一週間分の睡眠時間を把握しましょう。一週間分をまとめて眺めてみると、バラつきはあるものの、だいたい毎日何時くらいに寝て、何時くらいに起きて、夜中に何回起きて、朝何時に起きているのかがわかってきます。
また、ミルクを飲んだ量も記録していると、だいたい毎日合計でどれくらい飲んだのかがわかります。

どのタイミングで長く寝てくれているのか、分析しましょう
どのタイミングで寝てくれていて、起きるのかをだいたいこんなふうに整理しましょう。

1回目入眠:夜8時くらいにミルクをたっぷり飲ませて、だいたい夜中12時くらいにまず一回起きてミルクを飲ませている
2回目入眠:夜12時にまた寝て、朝3時か4時くらいにまた起きてミルクを飲ませる
3回目入眠:朝4時にまた寝て、そしてまた朝7時か8時くらいに起きる

この3回をまとめて長く寝てくれると大変有難いのですが、これが寝てくれないので辛いですよね。しかしだいたいこういうパターンなんだとまずは把握することが大事です。

どのタイミングとどのタイミングをくっつければもっと長く寝られるか?
朝3時とか4時に起こされるのはつらいので、まずはそこで起こされることを減らすために、まずは夜12時から朝7時まで通しで寝てくれる状態を目指しましょう。そのためには2回目入眠と3回目入眠をくっつけることが重要ですが、そもそもなぜ朝3時とか4時に起きてしまうのかを考えましょう。
赤ちゃんが起きてまで泣くのは多くの場合、お腹がすいたからであると思いますが、そうすると、夜12時のタイミングで起きた時にミルクを多めに頑張って飲ませて、朝4時のタイミングでお腹が減って起きてしまわないようにしてみましょう。夜12時時点でもし起きなくても、半ば無理やり起こしてミルクを飲ませてみましょう。あるいは夜12時まで、夜8時時点で飲ませたミルクが腹持ちしてしまうようであれば、夜8時時点のミルクを少し減らして、たっぷり飲むタイミングを夜12時に持っていきましょう。
やはり新生児のころはミルクをたくさんは飲めず、ちょっとしか飲めないで寝る⇒お腹がすいて起きる⇒また飲んで寝る、の繰り返しだと思いますので、ミルクを飲む量で睡眠時間をコントロールしやすいと思います。
そうしてよる12時にたくさん飲ませて、朝3時まで、朝4時まで、朝5時まで、朝6時までとなるべく長く寝てくれるようにしましょう。夜12時から朝6時まで寝てくれるようになったら親としてもだいぶラクですよね?

次のタイミングをくっつける
生後3か月朝3時とか4時とかに起こされることがなくなり、夜12時から朝6時や7時まで寝てくれるようになったら、次のステップに進みましょう。夜8時時点でミルクをたっぷり飲ませて、朝7時まで寝てくれたら親の睡眠時間も11時間確保できます!

朝起きる時間も教える
朝7時までは泣いても起こしに行かず、部屋も明るくしない、暗いままにしておくことにより、「この時間までは起きても迎えに来てくれないのね」と理解させることができます。
そうすると、多少朝早く目が覚めても、その時間までは割とおとなしくしていてくれます。
そして毎日朝7時にルーティンとして朝日を浴びせることで、体で起床時間を理解してもらいましょう。

まとめ
赤ちゃんが生後4か月くらいで11時間とか12時間寝てくれるようになると、親としては大変助かりますよね。

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