4 毎日続けられるルーティンを。

5.考え方を変えてみる

気合と根性で乗り切るスタイルではなく、これを1年やっても大丈夫というラクなやり方を追究しましょう。

立って抱っこ⇒座って抱っこ
「立って抱っこが標準である」と赤ちゃんに思い込まれてしまうと、ずっと立って抱っこしてないと泣かれてしまいます…しかしかわいい反面、腰が痛くなること間違いなし。昼間の元気がある時ならよいですが、夜、深夜、早朝の辛いときにも立って抱っこはなかなかつらいですよね。
「抱っこというのは座ってするものである」と赤ちゃんに思い込んでもらえるように、座って抱っこを標準サービスメニューにしましょう。座ってもゆらゆらはできますので。生まれたばかりの赤ちゃんは何も知らないので、最初のころに多く与えられたスタイルが標準だと思ってくれます。
さすがに赤ちゃんが「ほかのおうちは立って抱っこしてるよ?」とか言いませんので、気にせず「うちは座って抱っこなんです」で通しましょう。

抱っこで寝かしつけ⇒「おやすみ」と言ってベッドに置いたら寝る
そして抱っこで寝かしつけまでもっていくのはこれまた大変です。理想中の理想は、「おやすみ」と言ってベッドに置いて寝るですが、そこまでたどり着くにはこのブログで延々とご紹介している寝かしつけテクニックを粛々と遂行する必要があります。
しかし、これが達成できると本当に、ものすごくラクです。むしろ赤ちゃんのほうから「早くベッドに置いてください」と言わんばかりに体をまっすぐに伸ばされて、そして置いたら寝るということを先日体験しました。感動です。

泣いたらすぐ対応⇒すぐには対応しない
泣いたらすぐに駆け付けてすぐに抱き上げたりなでなでしたりしていると、赤ちゃんも「この人はちょっと泣いたらすぐ来てくれるんだ」と思い込んでしまう可能性があります。そしてすぐ来てくれないとまた延々とギャン泣きします。もちろん吐いたとか熱があるとか、緊急性の高いときはすぐに対応する必要はありますが、たいていはそうではありません。眠いとか泣いてみたとか、小腹がすいたとか、泣いてみたけどなんでもなかったとか。
そんなときに毎回すぐに駆け付けていては親も体がもちませんよね?ですので、泣いていても一息ついて、「おやおや?どうした?はいはい、ちょっと待っててね~どれどれ」くらいの余裕を持ちましょう。

その他
ミルクをなるべくラクに作り、なるべくラクに哺乳瓶を洗って乾かす。離乳食を市販のものを活用したり親の分から取り分けるだけにしたり。挙げだしたらキリがありませんね。
もちろんこだわりたいところはこだわったら良いと思いますが、すべてにこだわることもできませんし、親の時間と体力とお金には限度があります。「この作業、なんかわざわざ大変にしちゃってないか?もっとラクにできないもんだろうか?」という目線を常に持ち、仕事と家事と、そして新たに加わった育児をラクにしながら無理なくこなしていける範囲に落とし込んでいくことが重要と思います。

まとめ
共働き家庭では、ロボット掃除機や食洗器、洗濯乾燥機といったラク家事家電の導入や、家事サービス、シェアサービスなどでだいぶ家事はラクになってきていると思います。育児も同じで、気合と根性で乗り切るスタイルではなく、これを1年やっても大丈夫というラクなやり方を、1つ1つの作業工程を常に見直して追究しましょう。

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