2 「泣く」ではなく「アラーム」だと考えましょう!

5.考え方を変えてみる

「泣く」と書くとどうしても悲しい気分になってしまうので(特に夜中に一人で30分とかだっこしてうろうろしていると…)、捉え方を変えてみましょう。

赤ちゃんの泣きに無限に対応するのでは体がもたない…
いかんせん赤ちゃんは喋れないので「大きな声を出す」のが唯一のコミュニケーションです。またこれが本当に大きな声で、親の耳と脳みそと心にぐさぐさとくる泣き声ですよね。一説によると親の不快指数が高くなるように泣き声の大きさや高低、波長とかがチューニングされているらしいです。親に気がついてもらうための工夫とはいえ、泣かれると親としてもつらいのでついつい抱っこしたりあやしたりしちゃいますよね。
しかしです。赤ちゃんが泣いているのに無限に対応するのでは、親としても体力と気力の限界があるので、もちません。どこかで無理が来たり、夫婦喧嘩のもとになったりするので、駆け付ける前にちょっと落ち着きましょう。
赤ちゃんにも「泣けばすぐ来てくれるやつ」と思われると大変です。

「ピピピ…おむつを替えてください」
3人目のパパである私のコツとしては、なにか用事があるときは大きな声を出す一択しかないこの赤ちゃんというイキモノは、決して悲しくて泣いているのではなく、アラームとして泣いているのだ、と考えています。

    • 「ピピピピ…おなかがすきました」
    • 「ピピピピ…うんちが出そうです」
    • 「ピピピピ…おむつを替えてほしい気がします」
    • 「ピピピピ…そういえばミルクを飲んでからげっぷが出てないのです」
    • 「ピピ…あ、やっぱりなんでもなかったです」
    • 「ピピピピ…というかパパじゃなくてママがいいです」

と考えると、「はいはい、しょうがないですねぇ…どれどれ…」という気持ちになりませんでしょうか。少なくとも悲しさは減るかと。ちょっと違った角度から考えてみて、少しでもラクになりましょう。

まとめ
ということで、「泣く」ではなく「アラーム」だと考えましょう!

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コメント

  1. […] まとめ 親が毎回即応しないことはけっこう大事だと思います。 寝かしつけのときに、泣けばすぐ来てくれると赤ちゃんに勘違いされると、すぐに泣きます。実際アメリカの研究では、泣いてから90秒ほど待ってから寝室に入ったほうが、寝んねトレーニングがうまくいくというデータすらあります。 毎回必ず泣き止ませなければならないということはありません。泣くのが仕事ですので、泣くことは悪いことではなく、泣くこと自体は単なる手段であり、問題を解決してほしいというアラームであり、泣いている原因を解決してあげるほうが大事です。そうすれば自然に泣き止みます。 […]

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