【川の字寝vs一人寝】親子でぐっすり眠れる方法とは

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「夜中に何度も目が覚めてしまう…川の字寝と一人寝、どちらがいいの?」そう考えるママやパパも多いのではないでしょうか。

日本では親子が同じ部屋に布団を敷き一緒に並んで眠る「川の字寝」が一般的。

しかし、家族全員がぐっすり眠れる方法は「川の字寝」と「一人寝」一体どちらなのでしょうか?

この記事では、それぞれのメリット、デメリットを比較し、お子さんやママ・パパみんながぐっすり眠れる方法を探ります。

これから子育てを始める方や、お子さんの寝かしつけで悩んでいる方の参考になれば幸いです。

日本の「川の字寝」の背景

日本の家庭では、多くの人が特に深く考えることなく川の字で寝ることを習慣としているのではないでしょうか。

この習慣の背景には、アニメや映画などで見る家族の姿からのメディアの影響、住宅の狭さ、かわいいから子どもとくっつきたいという愛情、そして夜間の何かが起きたときに心配という要因があります。

実際に、「川の字寝」や「添い寝」は、家の大きさや部屋数にかかわらず行われていることが明らかになっています。

北海道から大分県に至るまでの全国9地域の郊外にある一戸建てに住む337家族を対象にした調査では、0歳から2歳の子どものほとんどがママと同じ部屋で寝ていることが確認されました。

これらの事実は、現代社会で夫婦共働きの世帯が増えているにもかかわらず、日本では「川の字寝」や「添い寝」が家族の絆を深める習慣として長年にわたって続いていることを示しています。

参考:特集「赤ちゃんのいる寝室」第2回 たまにはママにも自由な睡眠を!赤ちゃんもママ・パパも“幸せになれる寝室”とは

「川の字寝」のメリット

スキンシップで親子の絆を深める

日常の忙しさで会話が少なくなりがちな親子にとって、就寝前の会話や子どもとのスキンシップを通して、親子の絆を深めることができます。

親のぬくもりを感じながら眠ることで、子どもは安心感を得ることができます。

夜間のお世話がしやすい

夜間でも簡単に授乳やおむつ替えなどをすることができます。

特に赤ちゃんは夜間によく泣いたり体調を崩したりしますので、親が近くにいてすぐに対応できることは大きなメリットです。

情緒の安定に良い影響を与える

子どもが親と一緒に寝ることで安心感を得られ、情緒が安定する傾向にあるとされています。

親の肌のぬくもりや寝息、匂いが安心感に繋がり、「愛されている」という自信にもつながります。

「川の字寝」のデメリット

親が眠れなくなる

親が子どもに覆いかぶさってしまわないか気になったり、子どもの体の動きで目が覚めやすくなります。その結果、親の深刻な睡眠不足につながる傾向があります。

一人で寝ることが難しくなる

親の添い寝に慣れた子どもは、自立した睡眠が困難になる可能性があります。

親がいないと一人で眠ることができず、夜中に何度も起きてしまうことがあります。

窒息などの事故の可能性が上がる

親の寝返りや布団の位置によって赤ちゃんが窒息するリスクが高まります。

赤ちゃんは自分で体を動かすことができないため、親が注意深く見守る必要があります。

「一人寝」のメリット

自分で自然に眠ることができるようになる

子どもが夜中に目が覚めた時に自分で再び寝られるようになります。

親の添い寝に頼らなくても自分で眠れるようになるため、自立した睡眠習慣を身につけることができます。

親子それぞれの睡眠の質が上がる

子どもは親の動きの影響を受けず、親も子どもの気配に気を取られることなくそれぞれが質の高い睡眠を得ることができます。

親も子どももぐっすりと眠ることができて、翌日の生活を元気に過ごすことができるでしょう。

事故防止につながる

乳幼児突然死症候群(SIDS)に関連する、親が原因の「窒息事故」のリスクを減らすのに役立ちます。

親が一緒に寝ていると寝返りや布団の位置によって赤ちゃんが窒息する可能性が高くなりますが、一人寝であればそのリスクを軽減することができます。

「一人寝」のデメリット

子どもの体調変化に気づきにくい

特に乳幼児の場合は、乳幼児突然死症候群(SIDS)の原因の一つ「うつ伏せ寝」にすぐに対応できない恐れがあります。

ベビーセンサーで対策しましょう!

夜間の授乳やおむつ替えの手間がかかる

夜間の授乳やおむつ替えで毎回部屋を移動する必要があるため、一人寝の習慣を定着させるまではママの睡眠の質が低下する可能性があります。

一人寝の習慣を定着させるまで時間がかかる

子どもを一人で眠る習慣に慣れさせるには時間と忍耐が必要であり、親子にとってストレスの原因となることもあります。

子どもが一人寝に慣れるまで夜泣きやぐずりが続くかもしれません。

→私の場合、生後2か月で7時間、4か月で12時間の連続睡眠を達成しました!

寝かしつけに困ったらネントレ(ねんねトレーニング)

「川の字寝」と「一人寝」のメリット・デメリットについてご紹介しましたが、寝かしつけがラクになる「ネントレ(ねんねトレーニング)」をご存知でしょうか?

ネントレとは、赤ちゃんに自分で眠ることを教える方法です。

ネントレを行うことで赤ちゃんは夜通し一人で眠れるようになり、ママ・パパも夜間の睡眠を確保することができます。

ネントレの方法にはさまざまなものがありますが、こちらの記事「はじめにー新生児からの寝かしつけ方法を徹底解説!ー目指せ睡眠時間確保!」で詳しくご紹介しております。

寝かしつけを少しでもラクにしたいという方は、ぜひお試しください。

家族に合った睡眠習慣を考えよう

いかがでしたでしょうか?

「川の字寝」も「一人寝」も家族のライフスタイルに合わせた選択が大切です。

この機会にお子さんやママ・パパみんながよりぐっすり眠れる方法を考えてみませんか?

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